今、大きく時代が動いていることは誰もが実感されていることと思います。
こんなにも簡単に、人の命は失われる。
こんなにも簡単に、町は破壊される。
そして、人手がたくさん必要な時にも、
ソーシャルディスタンス
密になってはいけない。
私たちは、果たしてここから何を学んでいるのでしょう?
先日の豪雨のニュースの中で
とても印象に残った出来事がありました。
孤立した住宅の二階のベランダに取り残された70代のおばあさんが
押し寄せる水流の中、必死に柱につかまって、
3時間を耐え抜いて、救助されたのです。
その時に、そのおばあさんが見えるところにいた男性が
大声で、ずっと、励まし続けていたというのです。
「おーい。がんばれー。だいじょうぶだー。もうすぐ助けが来るからなー!」
くり返し、くり返し、ほんとに助けが来るまでの3時間、
その男性はずっと叫び続けてくれていたのだそうです。
「ず~っと、声が聞こえていました。」
そう話すおばあさんの瞳の輝きの、なんと力強かったことか。
私たちは、互いを生かし合って生きています。
でも、それなら何故、今、こんなにも人と人が引き離されているのか?
先日、心理言語療法家の梯谷幸司氏が、YouTubeで
「人が家にこもり、孤独を感じることによって
神と向き合うことになる。
ほんとうの自分と向き合うために
このコロナが起こっているのではないか。」
という話をされていて、とても共感しました。
あたりまえだったことがあたりまえでなくなってしまった。
誰もが、命を問われる状況の中で、
一つ一つの行動にも、選択が迫られています。
例えば マスクする?
友達とランチする?
飲みの誘いどうする?
そんな日常のことからも
「私はほんとはどうしたいの?」という問いが生まれます。
私は何を大事に生きる人なの?
そして、このままでいいの?
私はほんとうは、どう生きたいんだろう?
私がほんとうに望んでいることは何だろう?
深い問いが、生まれてきます。
誰しもの中に。
魂からのメッセージは
いつだって送られてきているのだけれど
それに耳を傾ける人が増えてきているのだと思います。
人類が変革を余儀なくされているから。
愛に生きる人だけが生き残る時代だと言われています。
生かし合えば、喜びとともに
奪い合えば、闘いとともに
恐れ合えば、欠乏と病とともに・・
なぜならあなたの本質は愛だから。
新たな時代を生きるために欠かせないことは?
ほんとうのあなたで生きることです。